2023年3月に北海道北広島市に開業したエスコンフィールドは、日本初の開閉式屋根付き天然芝球場です。北海道日本ハムファイターズの本拠地となったこの球場は、野球観戦はもちろん、様々な魅力や楽しみ方があります。この記事では、エスコンフィールドの魅力を徹底解説します。開閉式屋根の仕組みや天然芝の管理方法、LED照明やファイターズミュージアムなどの特徴や、シートやレストラン、ショップやプレイランドなどの施設や、ファイターズアプリやファイターズカード、ファイターズクラブやファイターズポイントなどのサービスについて詳しく紹介します。エスコンフィールドで楽しい時間を過ごすためにぜひ参考にしてください。

エスコンフィールドとは?

エスコンフィールドとは、北海道北広島市にある野球場です。2023年3月27日に開業しました。北海道日本ハムファイターズの本拠地として使用されています。エスコンフィールドは、周辺エリアを含めた「北海道ボールパークFビレッジ」という大規模な街づくりプロジェクトの一環として建設されました。Fビレッジは、「Fun(楽しさ)」「Future(未来)」「Family(家族)」「Food(食)」「Field(野)」の5つのFをテーマにした複合施設で、エスコンフィールドの他にもホテルや商業施設、公園や体育館などがあります 。

エスコンフィールドの特徴

エスコンフィールドは、日本初の開閉式屋根付き天然芝球場です。この球場には、以下のような特徴があります。

  • 開閉式屋根
    • エスコンフィールドの最大の特徴は、開閉式屋根です。この屋根は、雨や雪などの天候によって開閉することができます。開閉時間は約20分で、開閉中も試合が続行できます。屋根が閉まっているときでも、天井から光が差し込むように設計されており、自然光を取り入れることができます。また、屋根が開いているときは、空気の流れを良くするために壁面にも開口部が設けられています 。
  • 天然芝
    • エスコンフィールドでは、日本初の屋根付き球場で天然芝を使用しています。天然芝は、選手や観客に快適な環境を提供するだけでなく、CO2の吸収や酸素の放出などの環境貢献効果もあります。天然芝を管理するためには、水や肥料などの管理や刈り込みなどの手入れが必要です。エスコンフィールドでは、専門のスタッフが24時間体制で天然芝の管理を行っています 。
  • LED照明
    • エスコンフィールドでは、LED照明を採用しています。LED照明は、従来の金属ハロゲンランプに比べて、消費電力が約40%減り、CO2排出量も約30%減るというメリットがあります。また、LED照明は、色温度や明るさなどを調整することができ、試合やイベントに合わせて様々な演出をすることができます 。
  • ファイターズミュージアム
    • エスコンフィールドには、ファイターズミュージアムという博物館があります。この博物館では、北海道日本ハムファイターズの歴史や選手たちの活躍を紹介する展示や映像などが見られます。また、ファイターズのユニフォームやグッズなどの展示品もあります。ファイターズミュージアムは、試合日以外でも入場できます 。

エスコンフィールドの施設

エスコンフィールドには、以下のような施設があります。

  • シート
    • エスコンフィールドでは、約35,000席のシートが用意されています。シートは、観戦しやすいように配置されており、どこからでもグラウンドが見えるようになっています。シートには、様々な種類があります。例えば、最前列にある「プレミアムシート」や「ダグアウトシート」は、選手と近い位置から観戦できる特別なシートです。また、「グループシート」や「ファミリーシート」は、家族や友人と一緒に観戦できるシートです。さらに、「パーティーシート」や「バーベキューシート」は、飲食を楽しみながら観戦できるシートです 。
  • レストラン
    • エスコンフィールドでは、様々なレストランがあります。レストランでは、北海道の食材を使った料理やスイーツなどが楽しめます。例えば、「エスコンフィールドダイニング」は、北海道産の牛肉や野菜などを使ったバイキング形式のレストランです。「エスコンフィールドカフェ」は、北海道産の牛乳やチーズなどを使ったカフェメニューが楽しめるレストランです。「エスコンフィールドビアガーデン」は、北海道産のビールやジンギスカンなどを楽しめるレストランです 。
  • ショップ
    • エスコンフィールドでは、様々なショップがあります。ショップでは、ファイターズのグッズや北海道の特産品などが買えます。例えば、「Fビレッジマーケット」は、北海道の食材やお土産などを販売するショップです。「Fビレッジセレクト」は、北海道の工芸品や雑貨などを販売するショップです。「Fビレッジファイターズストア」は、ファイターズのユニフォームやキャップ、タオルなどのグッズを販売するショップです。
      • プレイランド
        • エスコンフィールドでは、子供たちが楽しめるプレイランドがあります。プレイランドでは、野球に関するゲームや体験などができます。例えば、「バッティングセンター」では、本物のボールを打つことができます。「ピッチングセンター」では、自分の投球速度や制球力を測ることができます。「キャッチボールゾーン」では、親子でキャッチボールを楽しむことができます。「ファイターズキャラクターゾーン」では、ファイターズのマスコットキャラクターと写真を撮ることができます。

      エスコンフィールドのサービス

      エスコンフィールドでは、以下のようなサービスがあります。

      • ファイターズアプリ
        • ファイターズアプリは、エスコンフィールドで観戦する際に便利なアプリです。このアプリでは、チケットの購入や予約、座席の確認や移動、飲食の注文や支払いなどができます。また、試合の情報や選手のデータ、ファイターズのニュースや動画なども見ることができます。
      • ファイターズカード
        • ファイターズカードは、エスコンフィールドで使える電子マネーです。このカードでは、エスコンフィールド内のレストランやショップで支払いができます。また、チケットやグッズなどの購入にも使えます。さらに、ファイターズカードを使うと、ファイターズポイントが貯まります。
      • ファイターズクラブ
        • ファイターズクラブは、ファイターズのファンクラブです。このクラブに入会すると、様々な特典が受けられます。例えば、チケットの先行予約や割引、選手との交流会やサイン会への参加、会報誌や会員証の送付などがあります。
      • ファイターズポイント
        • ファイターズポイントは、エスコンフィールドで観戦する際に貯めることができるポイントです。このポイントは、ファイターズカードやファイターズアプリで支払いをすると貯まります。また、試合結果や選手の成績に応じても貯まります。貯めたポイントは、グッズやチケットなどと交換することができます。

      エスコンフィールドへのアクセス方法

      エスコンフィールドへのアクセス方法は、以下のようになります。

      • 公共交通機関
        • エスコンフィールドへの公共交通機関は、JR北海道の新千歳空港駅から快速エアポートで約15分の北広島駅が最寄り駅です。北広島駅からは、徒歩で約20分かかります。また、北広島駅からは、無料のシャトルバスも運行されています。シャトルバスは、試合開始の約2時間前から試合終了の約1時間後まで15分間隔で運行されています。シャトルバスの所要時間は約10分です。
      • 自家用車
        • エスコンフィールドへの自家用車は、道央自動車道の北広島ICから約10分です。エスコンフィールドには、約3,000台分の駐車場があります。駐車場は、試合開始の約3時間前から試合終了の約1時間後まで利用できます。駐車料金は、1台につき1,000円です。
      • シャトルバス
        • エスコンフィールドへのシャトルバスは、札幌市内や新千歳空港などから運行されています。シャトルバスは、事前に予約が必要です。シャトルバスの料金は、札幌市内からは往復3,000円、新千歳空港からは往復2,000円です。
      • タクシー
        • エスコンフィールドへのタクシーは、北広島駅や新千歳空港などから利用できます。タクシーの料金は、北広島駅からは約2,000円、新千歳空港からは約4,000円です。